“まどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
返済50.0%
魔道50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「イヤ。悪かった悪かった。冗談云うて悪かった。博多の人間もんなら仁輪加で笑うて片付くが、他国たびの人なら腹の立つのも無理はない。悪かった悪かった。ウチまで来なさい。返済まどうてやるけに。ナア。この通り謝罪ことわり云うけに……」
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
俊寛 (突然苫をおしのけ、起き上がり、あたりを見回す)魔道まどうに落ちているのか。妻よ。今に、今にうらみを晴らしてやるぞ! (われにかえりたるごとく)あゝ夢か。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)