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風気
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ふうき
ふりがな文庫
“
風気
(
ふうき
)” の例文
旧字:
風氣
此地火一に
陰火
(
いんくわ
)
といふ。かの
如法寺村
(
によほふじむら
)
の陰火も
微風
(
すこしのかぜ
)
の
気
(
き
)
いづるに
発燭
(
つけぎ
)
の火をかざせば
風気
(
ふうき
)
手
(
て
)
に
応
(
おう
)
じて
燃
(
もゆ
)
る、
陽火
(
やうくわ
)
を
得
(
え
)
ざれば
燃
(
もえ
)
ず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「いえあの、な、泣いたのでは
厶
(
ござ
)
りませぬ。不調法御免下さりませ。
風気
(
ふうき
)
の気味が厶りますので、つい鼻が、鼻がつまったので厶ります……」
十万石の怪談
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
愈
(
いよ/\
)
となれば、
家
(
うち
)
から
金
(
かね
)
を取り
寄
(
よ
)
せる気でゐた。それから、本来が
四辺
(
しへん
)
の
風気
(
ふうき
)
を換えるのを目的とする移動だから、贅沢の方面へは重きを置かない決心であつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「奥方さまのおたのみで、お
祈祷
(
いのり
)
にあがりました……ハイ、三人の姫君さまが、そろいもそろうてご
風気
(
ふうき
)
の
大熱
(
たいねつ
)
……そのご
平癒
(
へいゆ
)
を神さまにお
祈
(
いの
)
りしてくれとのご
諚
(
じょう
)
をうけてまいりました」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此地火一に
陰火
(
いんくわ
)
といふ。かの
如法寺村
(
によほふじむら
)
の陰火も
微風
(
すこしのかぜ
)
の
気
(
き
)
いづるに
発燭
(
つけぎ
)
の火をかざせば
風気
(
ふうき
)
手
(
て
)
に
応
(
おう
)
じて
燃
(
もゆ
)
る、
陽火
(
やうくわ
)
を
得
(
え
)
ざれば
燃
(
もえ
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“風気”の意味
《名詞》
(ふうき)風の吹くこと。
(ふうき)その土地の気候。
(ふうき)気風。風俗。
(ふうき)腸内に溜まったガス。
「かざけ」の漢字表記。
「かぜけ」の漢字表記。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風靡
風呂敷包