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足踏
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あしぶ
ふりがな文庫
“
足踏
(
あしぶ
)” の例文
猛獸
(
まうじう
)
毒蛇等
(
どくじやとう
)
の
危害
(
きがい
)
極
(
きわ
)
めて
多
(
おほ
)
ければ、
决
(
けつ
)
して
足踏
(
あしぶ
)
みし
玉
(
たま
)
ふな、
大佐
(
たいさ
)
は
夕刻
(
ゆふこく
)
に
皈
(
かへ
)
つて、
再
(
ふたゝ
)
び
御目
(
おめ
)
にかゝる
可
(
べ
)
し。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あらためていうまでもなく、ここは
御岳
(
みたけ
)
のお
止山
(
とめやま
)
で、
足踏
(
あしぶ
)
みのならないところだのに、ふたりはその
禁制
(
きんせい
)
を気づかずに、どこの
山境
(
やまざかい
)
から
迷
(
まよ
)
いこんできたのであろう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それも動かないで刀だけ前後とか上下とかに振るのなら、まだ
危険
(
あぶなく
)
もないが、三十人が一度に
足踏
(
あしぶ
)
みをして横を向く時がある。ぐるりと廻る事がある。膝を曲げる事がある。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
モンクスはいよいよ、
覚悟
(
かくご
)
をきめたらしい。
足踏
(
あしぶ
)
みしながらすきをうかがっていたが、相手がいつまでも動かないので、思いきってだッと飛び
込
(
こ
)
み、
富田
(
とみた
)
六
段
(
だん
)
の
頬
(
ほお
)
へものすごい
横打
(
スイング
)
!
柔道と拳闘の転がり試合
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
「どれ、
僕
(
ぼく
)
に
見
(
み
)
さしておくれ……。」と、
二郎
(
じろう
)
は、
足踏
(
あしぶ
)
みをして
頼
(
たの
)
みました。
びっこのお馬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「お半に逢つて見ませう。主人はあの通り弱氣で、自分の思つたことも言へない人ですが、息子や奉公人達がうるさくて、内儀の葬ひ騷ぎにも、あの女だけは母家へ
足踏
(
あしぶ
)
みもさせないのですよ」
銭形平次捕物控:182 尼が紅
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とみんなは
足踏
(
あしぶ
)
みをして歌いました。たちまち穂は立派な実になって頭をずうっと垂れました。黒いきもののばけものどもはいつの間にか大きな鎌を持っていてそれをサクサク
刈
(
か
)
りはじめました。
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「お半に逢ってみましょう。主人はあのとおり弱気で、自分の思ったことも言えない人ですが、息子や奉公人たちがうるさくて、内儀の葬い騒ぎにも、あの女だけは母屋へ
足踏
(
あしぶ
)
みもさせないのですよ」
銭形平次捕物控:182 尼が紅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ばたんばたんという
足踏
(
あしぶ
)
みの音、
怒号
(
どごう
)
や
潮罵
(
ちょうば
)
が
烈
(
はげ
)
しく
起
(
おこ
)
りました。
ガドルフの百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
みんなは
足踏
(
あしぶ
)
みをして歌いました。
雪渡り
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
正面壁に沿い左向き
足踏
(
あしぶ
)
み。
饑餓陣営:一幕
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
学士はしばらく
足踏
(
あしぶ
)
みをし
楢ノ木大学士の野宿
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
“足踏”で始まる語句
足踏踊り