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やす
ふりがな文庫
“
賤
(
やす
)” の例文
晏子
対
(
こた
)
えて「
仰
(
おおせ
)
の通りで御座ります。近来は
踊
(
よう
)
の価が
貴
(
たか
)
く、
履
(
り
)
の価が
賤
(
やす
)
くなりましたように存じまする」と申上げた。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
田が数十
頃
(
けい
)
あるが、
貪縦
(
たんじゅう
)
で
厭
(
あ
)
くことがなく、しきりに隣接地を自分の物にしているが、その手段が甚だよくない、ひとりぽっちで
援
(
たす
)
けのない者を欺いて、
賤
(
やす
)
く買い、中にはその定価を払わないで
富貴発跡司志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
他
(
ひと
)
の
援
(
たす
)
けさへなく
六八
世にくだりしものの
田畑
(
たばた
)
をも、
価
(
あたひ
)
を
賤
(
やす
)
くして
六九
あながちに
己
(
おの
)
がものとし、今おのれは
村長
(
むらをさ
)
とうやまはれても、むかしかりたる人のものをかへさず、礼ある人の
席
(
むしろ
)
を譲れば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
今年米賤太傷農 今年米
賤
(
やす
)
くして
太
(
はなは
)
だ農を傷む
詩人への註文
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
“賤”の意味
《名詞》
(しず) 身分や地位が低いこと。又、身分や地位が低い者。
(出典:Wiktionary)
“賤(五色の賤)”の解説
五色の賤(ごしきのせん)とは、律令制の元で設置された古代日本の5種の賤民である。
近世の被差別民や近現代日本の被差別部落の直接的な起源であるとする説が存在するが、議論がある。
(出典:Wikipedia)
賤
漢検準1級
部首:⾙
15画
“賤”を含む語句
卑賤
下賤
賤民
賤女
山賤
賤夫
賤機山
賤業
賤婦
賤奴
賤家
賤人
老若貴賤
貴賤
微賤
貧賤
賤劣
賤陋
賤機
賤業婦
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