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財宝
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ざいほう
ふりがな文庫
“
財宝
(
ざいほう
)” の例文
旧字:
財寶
はたして、そんな“
匿
(
かく
)
し
財宝
(
ざいほう
)
”があるか否かは知れないが、とにかく、まだ普請中の新田家へも、しきりと公卿往来がみえ出した。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
虎口
(
ここう
)
に入らずんば
虎児
(
こじ
)
を得ずっていう東洋の格言があらあ、俺たちはキッドの
財宝
(
ざいほう
)
を得るために恐竜の穴に入ったんだ。大冒険なんだぜ、命がけの探検なんだぜ。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
数百年をへた地図には、はたしてどこに
財宝
(
ざいほう
)
が
埋
(
うず
)
めてあると書いてあるだろう?
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
柳町
(
やなぎまち
)
の
廓
(
くるわ
)
にいたのは、まだ三十を越えていない、
赧
(
あか
)
ら顔に
鬚
(
ひげ
)
の生えた、浪人だと云うではありませんか?
歌舞伎
(
かぶき
)
の小屋を
擾
(
さわ
)
がしたと云う、腰の曲った
紅毛人
(
こうもうじん
)
、
妙国寺
(
みょうこくじ
)
の
財宝
(
ざいほう
)
を
掠
(
かす
)
めたと云う
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
既に
記
(
しる
)
したとおりの
伝奇的
(
でんきてき
)
な物語をして聞かせ、「つまりパチノは皇帝の命令をうけ、
莫大
(
ばくだい
)
な
財宝
(
ざいほう
)
を
携
(
たずさ
)
えて、日本へ遠征してきたが、
志
(
こころざし
)
半
(
なか
)
ばにして不幸な死を
遂
(
と
)
げたというわけさ」
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“財宝”の意味
《名詞》
財貨と宝物。宝。
(出典:Wiktionary)
“財宝(
宝
)”の解説
宝(たから)とは、その希少さや美しさゆえに貴重な物。財宝とも呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
“財”で始まる語句
財布
財産
財
財嚢
財寶
財政
財貨
財物
財産家
財界