“伝奇的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でんきてき50.0%
ロマンチック50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
既にしるしたとおりの伝奇的でんきてきな物語をして聞かせ、「つまりパチノは皇帝の命令をうけ、莫大ばくだい財宝ざいほうたずさえて、日本へ遠征してきたが、こころざしなかばにして不幸な死をげたというわけさ」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
フィンランドの公爵と二人の上品な東洋人が、筏に乗ってニースの海岸に漂着したという事件は、目撃者には笑い話の種をあたえ、噂だけ聞いた庶民にははなはだ伝奇的ロマンチックな興味と昂奮を感じさせた