“伝奇的興趣”の読み方と例文
読み方割合
でんきてききょうしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その窓窓はいつも閉されてあったが、眺めているうちに不思議にいろいろな想念に悩み織りこんでくる古い塔の尖端に、かれは毎夜のようにかれの伝奇的興趣でんきてききょうしゅをそそるような星座を見出すのであった。
幻影の都市 (新字新仮名) / 室生犀星(著)