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豪農
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がうのう
ふりがな文庫
“
豪農
(
がうのう
)” の例文
と
云
(
い
)
つたが、
其
(
そ
)
の
土袋
(
どぶつ
)
の
細君
(
さいくん
)
ださうです。
土地
(
とち
)
の
豪農
(
がうのう
)
何某
(
なにがし
)
が、
内證
(
ないしよう
)
の
逼迫
(
ひつぱく
)
した
華族
(
くわぞく
)
の
令孃
(
れいぢやう
)
を
金子
(
かね
)
にかへて
娶
(
めと
)
つたと
言
(
い
)
ひます。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
二戸前
(
ふたとまへ
)
三戸前
(
みとまへ
)
の白い土藏や太い材木を使つた
納屋
(
なや
)
を
有
(
も
)
つた
豪農
(
がうのう
)
らしい構への家が二三軒もあつた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
中
(
なか
)
には
又
(
また
)
、あの
流
(
ながれ
)
を
邸内
(
ていない
)
へ
引
(
ひ
)
いて、
用水
(
ようすゐ
)
ぐるみ
庭
(
には
)
の
池
(
いけ
)
にして、
筑波
(
つくば
)
の
影
(
かげ
)
を
矜
(
ほこ
)
りとする、
豪農
(
がうのう
)
、
大百姓
(
おほびやくしやう
)
などがあるのです。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“豪農”の意味
《名詞》
多くの土地や財産、勢力を持つ農家。
(出典:Wiktionary)
“豪農”の解説
豪農(ごうのう)とは、多くの土地を所有し、ある程度の権勢をも備えた、富裕農家のこと。世界史用語 や一般用語としても用いられるが、狭義および本義では、日本史において近世中期から明治期まで存在した上層農民の一形態であり、江戸時代後期は18世紀半ば以降の、特産物生産地帯の形成あるいは小商品生産の発展に伴って成長した村方地主(むらかたじぬし)を指す。
(出典:Wikipedia)
豪
常用漢字
中学
部首:⾗
14画
農
常用漢字
小3
部首:⾠
13画
“豪”で始まる語句
豪
豪奢
豪傑
豪宕
豪家
豪気
豪胆
豪邁
豪雨
豪勢