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読下
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よみくだ
ふりがな文庫
“
読下
(
よみくだ
)” の例文
旧字:
讀下
渡邊祖五郎殿という
表書
(
うわがき
)
、只今のように二日目に来るなどという訳にはまいりません。飛脚屋へ出しても
十日
(
とおか
)
二十日
(
はつか
)
ぐらいずつかゝります。
読下
(
よみくだ
)
して見ると
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その日の夕刊が配達されると、
木挽町
(
こびきちやう
)
の蔵相官邸の門衛は、
恰
(
ちやう
)
どそこへ来合はせてゐた自分の話し相手に頓着なくいきなり夕刊を
開
(
あ
)
けて、蔵相親任の
条
(
くだり
)
を
読下
(
よみくだ
)
した。そして
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
掛替
(
かけか
)
ゆる折
滬上
(
こじょう
)
当今
(
とうこん
)
の書家
高邕
(
こうよう
)
といふ人の書きける
小杜
(
しょうと
)
が
茶煙禅榻
(
さえんぜんとう
)
の
七絶
(
しちぜつ
)
すらすらと
読下
(
よみくだ
)
しける才識に母上このもの全く世の常の女にあらじと感じたまひてこの
度
(
たび
)
の婚儀につきては深くその身元のあしよしを
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
伯爵がそれを取って差出すのを、蘭堂が開封して
読下
(
よみくだ
)
した。
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
と眼鏡を掛け、
行灯
(
あんどん
)
の明り掻き立て
読下
(
よみくだ
)
して相川も、ハッとばかりに
溜息
(
ためいき
)
をついて驚きました。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
と持って来た手紙を出すを、山三郎は
訝
(
いぶ
)
かしげに受取って開いて
読下
(
よみくだ
)
すと、驚きました。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
見ているうちに喧嘩となり、汝の父を討ったる刀、中身は天正助定なれば、是を汝に形見として
遣
(
つか
)
わすぞ、又此の
包
(
つゝみ
)
の
中
(
うち
)
には金子百両と
悉
(
くわ
)
しく
跡方
(
あとかた
)
の事の頼み状、これを
披
(
ひら
)
いて
読下
(
よみくだ
)
せば
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
藤原は
文
(
ふみ
)
を
読下
(
よみくだ
)
して膝へついた手がぶる/\と
慄
(
ふる
)
えて居りました。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“読”で始まる語句
読
読経
読本
読誦
読書
読者
読耽
読人
読了
読合