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街娼
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がいしやう
ふりがな文庫
“
街娼
(
がいしやう
)” の例文
四五
日目
(
にちめ
)
に
一人
(
ひとり
)
か
二人
(
ふたり
)
もあればいゝ
方
(
はう
)
なので、
道子
(
みちこ
)
はその
頃
(
ころ
)
頻
(
しきり
)
と
人
(
ひと
)
の
噂
(
うはさ
)
をする
浅草公園
(
あさくさこうゑん
)
の
街娼
(
がいしやう
)
にならうと
決心
(
けつしん
)
したが、どの
辺
(
へん
)
に
出
(
で
)
ていゝのか
見当
(
けんたう
)
がつかないので、
様子
(
やうす
)
をさぐりに
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
「アラ、
道
(
みつ
)
ちやん」と
呼
(
よ
)
びかけられ、
驚
(
おどろ
)
いて
振返
(
ふりかへ
)
つて
見
(
み
)
ると、
小岩
(
こいは
)
の
私娼窟
(
ししやうくつ
)
にゐた
頃
(
ころ
)
姉妹
(
きやうだい
)
のやうに
心安
(
こゝろやす
)
くしてゐた
蝶子
(
てふこ
)
といふ
女
(
をんな
)
、もとは
浅草
(
あさくさ
)
の
街娼
(
がいしやう
)
をしてゐた
事
(
こと
)
もあるといふ
女
(
をんな
)
なので、
訳
(
わけ
)
を
話
(
はな
)
して
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
“街娼”の意味
《名詞》
街頭に立って客を誘う売春婦。
(出典:Wiktionary)
“街娼”の解説
街娼(がいしょう)は、公共の場所で客引きや価格交渉などをする売春の形態。一般的には、街頭で待機したり街路を歩き回ったりしながら行われることが多い。公園やベンチなど、その他の公共の場所で行われることもある。
(出典:Wikipedia)
街
常用漢字
小4
部首:⾏
12画
娼
漢検準1級
部首:⼥
11画
“街”で始まる語句
街
街道
街路
街衢
街燈
街上
街頭
街中
街角
街々