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行途
ふりがな文庫
“行途”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうと
20.0%
むこう
20.0%
ゆき
20.0%
ゆくて
20.0%
ゆくみち
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうと
(逆引き)
顧
(
おも
)
えば女性の身の
自
(
みずか
)
ら
揣
(
はか
)
らず、年
少
(
わか
)
くして民権自由の声に
狂
(
きょう
)
し、
行途
(
こうと
)
の
蹉跌
(
さてつ
)
再三再四、
漸
(
ようや
)
く
後
(
のち
)
の
半生
(
はんせい
)
を家庭に
托
(
たく
)
するを得たりしかど、一家の
計
(
はかりごと
)
いまだ成らざるに、身は早く
寡
(
か
)
となりぬ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
行途(こうと)の例文をもっと
(1作品)
見る
むこう
(逆引き)
と同音に、鯉はふらふらと袖を動かし、蟹は、ぱッぱッと
煙
(
けむ
)
を吹いて、==山を川にしょう、山を川にしょう==と同音に唄い行く。行掛けて
淀
(
よど
)
み、
行途
(
むこう
)
を望む。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
行途(むこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆき
(逆引き)
何も
穿鑿
(
せんさく
)
をするのではないけれど、実は日数の少ないのに、汽車の遊びを
貪
(
むさぼ
)
った
旅行
(
たび
)
で、
行途
(
ゆき
)
は上野から高崎、妙義山を見つつ、横川、
熊
(
くま
)
の
平
(
たいら
)
、浅間を眺め、軽井沢、追分をすぎ
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
行途(ゆき)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ゆくて
(逆引き)
誰れの手からも離れてゆくこの女の
行途
(
ゆくて
)
を祝福して盛んにしてやりたいから、という旧芸術座脚本部から頼まれた須磨子のための連中は、七草の日に催されるはずであった。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
行途(ゆくて)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆくみち
(逆引き)
お
実家
(
さと
)
様のお母様が
生
(
な
)
さぬ仲でいらっしゃいましょう? 綾子様は御自分は死ぬより
行途
(
ゆくみち
)
はないと仰しゃっていらっしゃいました位でございますから——
蛇性の執念
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
行途(ゆくみち)の例文をもっと
(1作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末
検索の候補
途上行人
“行途”のふりがなが多い著者
福田英子
大倉燁子
長谷川時雨
泉鏡花