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萬民
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ばんみん
糺しあらためあしき
御政事當時は何時にても
此皷を
打て
奏聞するに
帝たとへば
御食事の時にても
皷の
音を聞給ひたちまち出させ給ひ
萬民の
訴を
起曰く、『百
官を
治め、
萬民を
親しましめ、
(九一)府庫を
實たすは、
子、
起に
孰れぞ』と。
文曰く、『
子に
如かず』と。
えらむべきの第一也三代
將軍の
御代より
大猷公嚴有公の兩君にまたがりて
板倉伊賀守同
周防守同
内膳正は
誠に
知仁の
奉行なりと
萬民こぞつて今に
其徳を