“脚部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あし40.0%
きゃくぶ40.0%
きやくぶ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どういう量見か、みんな脚部あしのほうを受け持ちたがってがやがやいっている。こうして、文字どおりかついでゆくつもりらしい。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
弥勒みろくに俸給を取りに行った翌日あたりから、脚部きゃくぶ大腿部だいたいぶにかけておびただしく腫気が出た。足も今までの足とは思えぬほどに甲がふくれた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
そのおほきな體躯からだすこかきかゝりながら、むねから脚部きやくぶまだらゆきびてた。荒繩あらなはかれけてよこ體躯からだえてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)