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股
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こ
ふりがな文庫
“
股
(
こ
)” の例文
「ほんとだとも」と、四
股
(
こ
)
を踏んで「——
的場
(
まとば
)
の
仲間
(
ちゅうげん
)
まで、わし一人おいて、行ってしまったよ。右馬介、行ってみようよ」
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで私は決心して、大形ナイフを取り出し、歯でそれを開いて、索の
股
(
こ
)
を一つ一つと切り、とうとう船は二つの股で揺れ動いているだけになった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
図483は戸口の上にかける
流蘇
(
ふさ
)
、図484は五インチの距離をおいて繩の
股
(
こ
)
が一つ下るように撚った、藁繩である。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
己れ飽かんがためには他の
股
(
こ
)
を割いて食わざるべからず。己れ
淫欲
(
いんよく
)
を逞しゅうせんがためには他の子女もしくは妻をも豪奪せざるべからず。己れが
奇怒
(
きど
)
に触るれば他を
斬殺
(
ざんさつ
)
せざるべからず。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
献帝は、そう仰っしゃって、李司馬の許へ使いを立て、一
嚢
(
のう
)
の米と、一
股
(
こ
)
の牛肉を要求された。すると、李傕がやって来て
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
これを人身にたとうれば、
陸奥
(
むつ
)
、
出羽
(
でわ
)
はその首なり。
甲斐
(
かい
)
・
信濃
(
しなの
)
はその背なり。関東八州および東海諸国はその胸腹、しかして
京畿
(
けいき
)
はその
腰臀
(
ようでん
)
なり。山陽南海より西に至っては
股
(
こ
)
のみ、
脛
(
けい
)
のみ
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
三八縦横といったのは、すなわち建安二十四年にあたり、
黄猪
(
こうちょ
)
虎に遇うと申したのは、歳すなわち
己亥
(
つちのとい
)
にあたる。定軍の南一
股
(
こ
)
を
傷折
(
しょうせつ
)
せんというは、曹操と夏侯淵とは兄弟の如く結ばれていたことを
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“股”を含む語句
股引
股立
太股
大股
刺股
両股
小股
猿股
四股
股間
股倉
洲股
高股
墨股
手股
二股膏薬
股引下
八股
股引穿
股旅者
...