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線
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はりがね
……一
度線を
曳いて
窓へ
出して、ねばり
着いた
蟲の
數を、
扱くほど、はたきに
掛けて
拂ひ
棄てたが、もとへ
据ゑると、
見る/\うちに
堆いまで、
電燈のほやが
黒く
成つて、ばら/\と
落ちて
要するに自分は電話の「
線」になったまでのこと。
“線”の意味
《名詞》
(セン)細長く連続するもの。すじ。
(セン)幾何学で、点と点を結ぶ経路。
(セン)輪郭線。
(セン)導線。電線。電話線。
(セン)光線。放射線。
(セン)道路。鉄道やバスなどの路線。
(セン)方針。道筋。
(セン)種類。タイプ。
(セン)可能性。公算。
(セン)対象となるかならないかの境目。区切り。
(セン)水準。質。
(セン)体型や言動から受ける印象。
(出典:Wiktionary)