はりがね)” の例文
……一はりがねいてまどして、ねばりいたむしかずを、しごくほど、はたきにけてはらてたが、もとへゑると、る/\うちにうづたかいまで、電燈でんとうのほやがくろつて、ばら/\とちて
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
要するに自分は電話の「はりがね」になったまでのこと。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)