トップ
>
結納
>
ゆひなふ
ふりがな文庫
“
結納
(
ゆひなふ
)” の例文
免
(
ゆる
)
しけり忠相ぬし忠兵衞に打向ひ小西屋長左衞門代人忠兵衞其方事
主人
(
しゆじん
)
の申し附とは言
乍
(
ながら
)
出所
(
しゆつしよ
)
不定
(
ふぢやう
)
の
醫師
(
いし
)
の言葉を
信
(
しん
)
じ
結納
(
ゆひなふ
)
取交
(
とりかは
)
し迄
濟
(
すみ
)
たる婚姻を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
最早や一点の
疑
(
うたがひ
)
もない——彼は今度の労働者大会を内部から
打
(
う
)
ち
壊
(
こは
)
して、其れを
結納
(
ゆひなふ
)
として結婚式を挙げるのだ——彼は我々労働者に取つて獅子身中の虫であるツ——
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
それから程なく、母の手紙が、信子に妹の
結納
(
ゆひなふ
)
が済んだと云ふ事を報じて来た。その手紙の中には又、俊吉が照子を迎へる為に、山の手の或郊外へ新居を設けた事もつけ加へてあつた。
秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
斷
(
ことわ
)
りしが父なる者の云るには今度
娘
(
むすめ
)
は江戸向の大家の
嫁
(
よめ
)
に
望
(
のぞ
)
まれしが
病
(
やまひ
)
有ては相談も出來ねば
深
(
ふか
)
く
押隱
(
おしかく
)
し
疾
(
は
)
や
結納
(
ゆひなふ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
告
(
つげ
)
れば是さへ喜びて
忽地
(
たちまち
)
心地は能く成けり忠兵衞
直
(
たゞち
)
に
結納
(
ゆひなふ
)
を
揃
(
そろ
)
へる中に其日は
暮行
(
くれゆ
)
き
明日
(
あす
)
朝
(
あさ
)
の
間
(
ま
)
に品々を
釣臺
(
つりだい
)
三
荷
(
が
)
に
積登
(
つみのぼ
)
せ我家の
記章
(
しるし
)
染拔
(
そめぬき
)
たる大紋付の
半纒
(
はんてん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“結納”の意味
《名詞》
(けつのう)相互に心を通わせ協力すること。
(けつのう、ゆいのう)婚約の際、双方の婚家が金品を取り交わすこと。
(出典:Wiktionary)
“結納”の解説
結納(ゆいのう)とは、将来的な結婚すなわち婚約の成立を確約する意味で品物などを取り交わす日本の習慣。また、そのための儀式及びその品物。
(出典:Wikipedia)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
“結納”で始まる語句
結納金
結納代
結納品