トップ
>
筆記
>
ひつき
ふりがな文庫
“
筆記
(
ひつき
)” の例文
本來
(
ほんらい
)
なら
其
(
そ
)
の
席
(
せき
)
で、
工學士
(
こうがくし
)
が
話
(
はな
)
した
或種
(
あるしゆ
)
の
講述
(
かうじゆつ
)
を、こゝに
筆記
(
ひつき
)
でもした
方
(
はう
)
が、
讀
(
よ
)
まるゝ
方々
(
かた/″\
)
の
利益
(
りえき
)
なのであらうけれども、それは
殊更
(
ことさら
)
に
御海容
(
ごかいよう
)
を
願
(
ねが
)
ふとして
置
(
お
)
く。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
紙片
(
かみきれ
)
は
果
(
はた
)
して
横罫
(
よこけい
)
の
西洋紙
(
せいやうし
)
で、
其
(
それ
)
が
拡
(
ひろ
)
げて
見
(
み
)
ると、四五
通
(
つう
)
もある。
孰
(
いづれ
)
もインキでノート
筆記
(
ひつき
)
やうの
無造作
(
むざうさ
)
な
字体
(
じたい
)
で、
最初
(
さいしよ
)
の一
通
(
つう
)
が一
番
(
ばん
)
長
(
なが
)
く、
細字
(
さいじ
)
で三
頁半
(
ページはん
)
にも
亘
(
わた
)
つてゐる。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
その
中
(
なか
)
へ
私
(
わたし
)
がはひつて
行
(
ゆ
)
くと、
陳列棚
(
ちんれつだな
)
の
陰
(
かげ
)
の
方
(
ほう
)
に
一人
(
ひとり
)
の
少年
(
しようねん
)
がゐて、
手帳
(
てちよう
)
を
出
(
だ
)
して
一
(
いつ
)
しょう
懸命
(
けんめい
)
に
見
(
み
)
たものについて
筆記
(
ひつき
)
してゐました。
私
(
わたし
)
はこの
少年
(
しようねん
)
の
熱心
(
ねつしん
)
さに
感心
(
かんしん
)
したので
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“筆記”の意味
《名詞》
筆 記(ひっき)
紙やノートに書き記すこと。
(出典:Wiktionary)
“筆記”の解説
筆記(ひっき、en: writing)とは、書き記すこと。あるいは筆で書くこと。また、それによって書かれたもの。
(出典:Wikipedia)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“筆記”で始まる語句
筆記帳
筆記本