竹骨たけぼね)” の例文
すると、かごのなかのいかるがは、竹骨たけぼねのすきまから、くびをげながら、そらあおいで、とりかげ見送みおくっていました。
自由 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かみにはしろ手拭てぬぐひかぶつてかさ竹骨たけぼねかみおさへるとき其處そこにはちひさな比較的ひかくてきあつ蒲團ふとんかれてある。さういふ間隔かんかくたもつて菅笠すげがさ前屈まへかゞみにたかゑられるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)