秋山あきやま)” の例文
このかみさまたちの中に、秋山あきやま下氷男したびおとこ春山はるやま霞男かすみおとこという兄弟きょうだいかみさまがありました。ある日あに秋山あきやま下氷男したびおとこは、おとうと霞男かすみおとこかって
春山秋山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
その今の学習院の秋山あきやま教授らの学生時代の研究実験として、この問題を指導されたことがあったそうである。
指導者としての寺田先生 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
二人ふたりけどぎがたき秋山あきやまをいかにかきみがひとりえなむ 〔巻二・一〇六〕 大伯皇女
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
秋山あきやま黄葉もみぢあはれとうらぶれて入りにしいもは待てど来まさず
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
秋山あきやま荒山伏あらやまぶしのいのる声 翁
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
○ 秋山あきやま古風こふう
鹿よ秋山あきやま妻恋つまごひ
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
秋山あきやま黄葉もみぢしげまどはせるいももとめむ山道やまぢ知らずも 〔巻二・二〇八〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
秋山あきやま黄葉もみぢしげまどはせるいもを求めむ山路やまぢ知らずも
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
秋山あきやましたがくりみづわれこそさめ御思みおもひよりは 〔巻二・九二〕 鏡王女
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)