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神慮
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しんりょ
ふりがな文庫
“
神慮
(
しんりょ
)” の例文
「
神慮
(
しんりょ
)
の
鯉魚
(
りぎょ
)
、
等閑
(
なおざり
)
にはいたしますまい。略儀ながら
不束
(
ふつつか
)
な
田舎
(
いなか
)
料理の庖丁をお目に掛けまする。」と、ひたりと直つて
真魚箸
(
まなばし
)
を構へた。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
神慮
(
しんりょ
)
をおそれぬ
罰
(
ばち
)
あたり、
土足
(
どそく
)
、はだかの
皎刀
(
こうとう
)
を引っさげたまま、
酒気
(
しゅき
)
にまかせてバラバラッと八
神殿
(
しんでん
)
の
階段
(
かいだん
)
をのぼりかけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
単なるドグマに捕えられず、
飽
(
あく
)
まで合理的に真理を求めんとする
心掛
(
こころがけ
)
——それでなければ
神慮
(
しんりょ
)
には
協
(
かな
)
わない。われ等は心から、そうした態度を歓迎する。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
さて
弘
(
ひろ
)
めまするところは
神慮
(
しんりょ
)
神事
(
かみごと
)
なり、国は
坂東
(
ばんどう
)
の総社
常陸
(
ひたち
)
の国、鹿島大神宮の事触れでござる。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「ただいまのこと、一同
評議
(
ひょうぎ
)
の
結果
(
けっか
)
、これはやはり
御岳
(
みたけ
)
の
神慮
(
しんりょ
)
におまかせいたすのがとうぜんであろうという
意見
(
いけん
)
に一
決
(
けつ
)
したが、
双方
(
そうほう
)
ごいぞんはないであろうか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“神慮(摂理(神学))”の解説
摂理(せつり、el: πρόνοια、la: providentia、en: Providence)とは、創造主である神による被創造物への計画・配慮である。神意(しんい)、神慮(しんりょ)等とも。
(出典:Wikipedia)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“神”で始まる語句
神
神々
神輿
神楽
神田
神酒
神戸
神楽坂
神仏
神主