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皎刀
ふりがな文庫
“皎刀”の読み方と例文
読み方
割合
こうとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうとう
(逆引き)
神慮
(
しんりょ
)
をおそれぬ
罰
(
ばち
)
あたり、
土足
(
どそく
)
、はだかの
皎刀
(
こうとう
)
を引っさげたまま、
酒気
(
しゅき
)
にまかせてバラバラッと八
神殿
(
しんでん
)
の
階段
(
かいだん
)
をのぼりかけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どなりつつ、のけぞりながら左膳一振、早くも乾雲の
皎刀
(
こうとう
)
を構えた左膳、顔じゅうを口にして二度わめいた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
床下からではあるが、十分、
居合
(
いあい
)
の
肱
(
ひじ
)
が延びて行ったので、
鞘
(
さや
)
を脱した
皎刀
(
こうとう
)
は、刃を横にして銀五郎の片足——
浴衣
(
ゆかた
)
の上から返り血の飛ぶほどな
傷手
(
いたで
)
を与えた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皎刀(こうとう)の例文をもっと
(5作品)
見る
皎
漢検1級
部首:⽩
11画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“皎”で始まる語句
皎々
皎
皎潔
皎月
皎玉
皎剣
皎刃
皎日
皎歯
皎殿
“皎刀”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治