“皎月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうげつ75.0%
けうげつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小杜(こもり)の蔭に潜んで覗(のぞ)きいると、暫時して妍華超絶止(ただ)に別嬪どころでなく、真に神品たる処女、多人数諸方より来り集い、全く露形して皎月(こうげつ)下に身を洗う。
国歩艱難(かんなん)にして策未(いま)だ成(な)らず、身を忘れ聊(いささ)か野芹(やきん)の誠を献ず。才疎(うと)く万事人望に違(たが)い、徳薄く多年世情に負(そむ)く。皎月(こうげつ)の門前に誰(たれ)か石を折り、芳梅の籬外(りがい)に渠(なん)ぞ楹(えい)を斬る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
半夜に至りて天に纖雲なく、皎月(けうげつ)はヱネチアと岸區(リド)との間なる風なき水を照せり。われはポツジヨと舟を倩(やと)ひて岸區を離れたり。