“猩猩”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しょうじょう83.3%
しやう/″\16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて招かれてた本陣のところへいって鳥鍋で焼酎しょうちゅうをのむ。本陣は少しばかりの焼酎に酔い猩猩しょうじょうみたいになって
島守 (新字新仮名) / 中勘助(著)
そのうえ彼は筋力にもすこぶる恵まれておりまして、一口にいえば、猩猩しょうじょうのように強かったのであります。
白痴の知恵 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
青白く水のようにさしこむ光りのなかに坐って、やや暫く月を見あげていたが、やがて彼は静かに歌口をしめし、三条古流でゆるしものとなっている猩猩しょうじょうの曲を吹きはじめた。
いさましい話 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
では猩猩しょうじょう少時しばらく措き、浪裡白跳張順ろうりはくちょうちょうじゅん黒旋風李逵こくせんぷうりきでもいるかと思えば、眼前の船のとまの中からは、醜悪恐るべき尻が出ている。
長江游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
下って「ニグロ型」「食人種型」「擬人猿類型」、就中なかんずく狒狒ひひ型」「猩猩しょうじょう型」なぞいうものがありますが、もうこの辺になると、のんだくれの異名か好色漢の綽名あだなか、又は進化論者が人類侮辱の刷毛序はけついでにつけた醜名しこなか、その辺のところがはっきりしません。
鼻の表現 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
猩猩しやう/″\党は何処どこかで飲み倒れて仕舞しまつたのであらう。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)