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篷
ふりがな文庫
“篷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とま
80.0%
トマ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とま
(逆引き)
では
猩猩
(
しょうじょう
)
は
少時
(
しばらく
)
措き、
浪裡白跳張順
(
ろうりはくちょうちょうじゅん
)
か
黒旋風李逵
(
こくせんぷうりき
)
でもいるかと思えば、眼前の船の
篷
(
とま
)
の中からは、醜悪恐るべき尻が出ている。
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
どうした事かと疑い
惑
(
まど
)
っていると、舟びとの一人はやがて髪をふり乱して刀を持って、
篷
(
とま
)
のうしろに出たかと思うと、自分の舌を傷つけてその血を海のなかへしたたらした。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
篷(とま)の例文をもっと
(4作品)
見る
トマ
(逆引き)
天地根元宮造りの、
掘
(
ホ
)
つ立ての合掌式の、地上に屋根
篷
(
トマ
)
の垂れたのから、一歩進めたものであらう。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
篷(トマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
篷
漢検1級
部首:⽵
17画
“篷”を含む語句
篷船
孤篷庵
篷屋
篷底
“篷”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
永井荷風
折口信夫
岡本綺堂
芥川竜之介