火光くわくわう)” の例文
みん万暦ばんれきはじめ閩中みんちゆう連江といふ所の人蛤をわりて玉をたれども不識みしらずこれをる、たまかまの中にあり跳躍をどりあがりしてさだまらず、火光くわくわうそらもゆ里人さとびと火事くわじならんとおどろき来りてこれを救ふ。
打振うちふり否々いや/\に非ず夫等それら火光くわくわう人氣にんき和融くわゆうなれば自然しぜんとそらへ丸くうつるべきに今彼光は棒の如くとがりて映れり彼人氣じんき勇烈ゆうれつを含むの氣にて火氣と云ひ旁々かた/″\我々を召捕んとて出口々々を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
斷崖だんがい尖端せんたんち、こゑかぎりにさけびつゝ火光くわくわう縱横じゆうわう振廻ふりまわした。
みん万暦ばんれきはじめ閩中みんちゆう連江といふ所の人蛤をわりて玉をたれども不識みしらずこれをる、たまかまの中にあり跳躍をどりあがりしてさだまらず、火光くわくわうそらもゆ里人さとびと火事くわじならんとおどろき来りてこれを救ふ。