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源八
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げんぱち
ふりがな文庫
“
源八
(
げんぱち
)” の例文
呼び起してくれたのは
三間
(
みま
)
ばかり隔てて寝ていた若党
源八
(
げんぱち
)
であった。そこまで聴こえる程の高声で純之進は
唸
(
うな
)
されていたのであった。
丹那山の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
奉「浅草鳥越片町幸兵衛手代
萬助
(
まんすけ
)
、本所元町
與兵衛
(
よへえ
)
店
(
たな
)
恒太郎、訴訟人長二郎並びに家主
源八
(
げんぱち
)
、其の外名主代組合の者残らず出ましたか」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
するとその明くる日、残ったほうの
源八
(
げんぱち
)
という老人が、ひとりの娘をめみえに
伴
(
つ
)
れてきた。
一人ならじ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
源八
(
げんぱち
)
さんは、くわんづめ会社の、しよく工でした。手早くつて、よくはたらくので、毎日、三円から四円の、お金をもらひます。けれども、源八さんには、二つのわるいくせがあります。
源八栗
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
△「ナニ掛り合の訳は有りません、路次の締りは固いのだがねえ、でも
源八
(
げんぱち
)
さん葛籠を取られたと云うのだがどうしましょう」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
見て
居
(
ゐ
)
るとも知らず
源八
(
げんぱち
)
は
餅
(
もち
)
を
取上
(
とりあ
)
げ二ツに
割
(
わつ
)
て
中
(
なか
)
の
餡
(
あん
)
を
繰出
(
くりだ
)
し、
餡
(
あん
)
は
餡
(
あん
)
餅
(
もち
)
は
餅
(
もち
)
と
両方
(
りやうはう
)
へ
積上
(
つみあ
)
げまして、
突然
(
とつぜん
)
懐中
(
ふところ
)
へ
手
(
て
)
を
突込
(
つツこ
)
み
暫
(
しばら
)
くムグ/\やつて
居
(
ゐ
)
たが
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
へい、
今日
(
けふ
)
は休みましてござります、
就
(
つ
)
きまして
差配
(
さはい
)
さん
少々
(
せう/\
)
お
願
(
ねがひ
)
があつて出ました。「アヽ
何
(
なん
)
だイ。金「
私共
(
わたしども
)
の
隣家
(
となり
)
の
源八
(
げんぱち
)
と
云
(
い
)
ふ
修業
(
しゆげふ
)
に出ます
坊
(
ばう
)
さんナ。 ...
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
アヽおい
源八
(
げんぱち
)
さん、
源八
(
げんぱち
)
さん、アヽ死んだ、
何
(
ど
)
うも
此金
(
このかね
)
があるんで
今迄
(
いままで
)
死切
(
しにき
)
れずに
居
(
ゐ
)
たんだナ
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
“源八”で始まる語句
源八栗
源八町
源八広綱