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清僧
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せいそう
ふりがな文庫
“
清僧
(
せいそう
)” の例文
本願寺も在所の者の望み
通
(
どほり
)
に承諾した。で
代々
(
だい/″\
)
清僧
(
せいそう
)
が住職に成つて、丁度
禅寺
(
ぜんでら
)
か
何
(
なに
)
かの
様
(
やう
)
に
瀟洒
(
さつぱり
)
した
大寺
(
たいじ
)
で、
加之
(
おまけ
)
に檀家の無いのが
諷経
(
ふぎん
)
や葬式の
煩
(
わづら
)
ひが無くて気
楽
(
らく
)
であつた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
「さて、御僧には、
清僧
(
せいそう
)
か、
妻帯
(
さいたい
)
か」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奥方の心では二人の子を
持戒堅固
(
ぢかいけんご
)
の
清僧
(
せいそう
)
に仕上げたならば、
大昔
(
おほむかし
)
の願泉寺時代の
祟
(
たヽ
)
りが除かれやう、
沼
(
ぬま
)
の
主
(
ぬし
)
も
鎮
(
しづ
)
まるであらうと思つたので、
開基
(
かいき
)
と同じ
宗旨
(
しうし
)
の
真言寺
(
しんごんでら
)
と聞いて
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
其時
在所
(
ざいしよ
)
の者が
真言
(
しんごん
)
の
道場
(
だうじやう
)
であつた旧地へ
肉食
(
にくじき
)
妻帯
(
さいたい
)
の
門徒坊
(
もんとぼん
)
さんを入れるのは面白く無い、御寺の建つ事は結構だが
何
(
ど
)
うか妻帯を
為
(
な
)
さらぬ
清僧
(
せいそう
)
を
住持
(
じうぢ
)
にして
戴
(
いたゞ
)
きたいと
掛合
(
かけあ
)
つた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
“清僧”の意味
《名詞》
肉食、妻帯をせず行いが正しい僧侶。
(出典:Wiktionary)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“清”で始まる語句
清
清々
清水
清浄
清冽
清楚
清潔
清元
清洲
清明