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消際
ふりがな文庫
“消際”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きえぎは
50.0%
きえぎわ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きえぎは
(逆引き)
ふわ/\と
其処
(
そこ
)
へ
靡
(
なび
)
く、
湯気
(
ゆげ
)
の
細
(
ほそ
)
い
角
(
かど
)
の、
横
(
よこ
)
に
漾
(
たゞよ
)
ふ
消際
(
きえぎは
)
が、こんもりと
優
(
やさし
)
い
鼻
(
はな
)
を
残
(
のこ
)
して、ぽつと
浮
(
う
)
いて、
衣絵
(
きぬゑ
)
さんの
眉
(
まゆ
)
、
口
(
くち
)
、
唇
(
くちびる
)
、
白歯
(
しらは
)
。……あゝあの
時
(
とき
)
の、
死顔
(
しにがほ
)
が、まざ/\と、いま
我
(
わ
)
が
膝
(
ひざ
)
へ……
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
消際(きえぎは)の例文をもっと
(1作品)
見る
きえぎわ
(逆引き)
濃い
靄
(
もや
)
が、
重
(
かさな
)
り重り、汽車と
諸
(
もろ
)
ともに
駈
(
かけ
)
りながら、その
百鬼夜行
(
ひゃくきやこう
)
の、ふわふわと明けゆく空に、
消際
(
きえぎわ
)
らしい顔で、
硝子
(
がらす
)
窓を
覗
(
のぞ
)
いて
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
消際(きえぎわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“消”で始まる語句
消
消息
消魂
消化
消炭
消耗
消失
消防夫
消光
消滅
“消際”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花