トップ
>
死滅
>
しめつ
ふりがな文庫
“
死滅
(
しめつ
)” の例文
カロチ教授たちは、みんな
死滅
(
しめつ
)
してしまって
跡形
(
あとかた
)
もない。川上、山ノ井の二少年だけはさいわいにも一命を拾った。
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
バクテリヤは次から次と
分裂
(
ぶんれつ
)
し
死滅
(
しめつ
)
しまるで
速
(
すみや
)
かに速かに変化してるのです。それを殺すと云ったところで馬を殺すというようのとは大分ちがいます。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
二萬六千
(
にまんろくせん
)
の
人口中
(
じんこうちゆう
)
、
地下室
(
ちかしつ
)
に
監禁
(
かんきん
)
されてゐた
一名
(
いちめい
)
の
囚徒
(
しゆうと
)
を
除
(
のぞ
)
く
外
(
ほか
)
、
擧
(
こぞ
)
つて
死滅
(
しめつ
)
したことに
於
(
おい
)
て
有名
(
ゆうめい
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
この二十日間、世の中に、怪金属を思い出させるような怪事件が報道されないところをみると、怪金属はあるいはすでに、
死滅
(
しめつ
)
してしまったかもしれないのだ。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
このために
阿蘇郡
(
あそぐん
)
の
南半
(
なんぱん
)
たる
南郷谷
(
なんごうだに
)
の
水
(
みづ
)
を
集
(
あつ
)
めて
流
(
なが
)
れる
白川
(
しろかは
)
が
文字通
(
もじどほ
)
り
乳白色
(
にゆうはくしよく
)
となり、
魚介
(
ぎよかい
)
を
死滅
(
しめつ
)
せしめることがある。
北方
(
ほつぽう
)
阿蘇谷
(
あそだに
)
の
水
(
みづ
)
は
黒川
(
くろかは
)
に
集
(
あつま
)
り、
兩方
(
りようほう
)
相會
(
あひかい
)
する
所
(
ところ
)
で
外輪山
(
がいりんざん
)
を
破
(
やぶ
)
り
外方
(
がいほう
)
に
流
(
なが
)
れ
出
(
で
)
る。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
地球にいま棲息している人間や動物植物は、地球の気候風土にたえられるものばかりであって、それにたえられないものはとちゅうで
死滅
(
しめつ
)
し
枯死
(
こし
)
してしまったのだ。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
さあ、これでX号も完全に
死滅
(
しめつ
)
させることができたよ。わしの手で作ったものにはちがいないが、なんと恐ろしいやつだろう。感情も道徳もともなわない智力というものは、発達すればするほど、人類に害を
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“死滅”の意味
《名詞》
死に絶えること。
死んで滅んでしまうこと。絶滅。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
滅
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別