“武鑑”の読み方と例文
読み方割合
ぶかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは下谷の鷲津家所蔵の系譜に見る所であるが、当時の『武鑑ぶかん』には大沼又吉の名は記載せられていないようである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その文章の題材を、種々の周囲の状況のために、過去に求めるようになってから、わたくしは徳川時代の事蹟をさぐった。そこに「武鑑ぶかん」を検する必要が生じた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
徳川時代を通じておこなわれていた「武鑑ぶかん」について、いまの若い人たちは知ることが少いであろう。
武鑑譜 (新字新仮名) / 服部之総(著)