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武王
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ぶおう
ふりがな文庫
“
武王
(
ぶおう
)” の例文
ここは
唐土
(
もろこし
)
で、自分は
周
(
しゅう
)
の
武王
(
ぶおう
)
の軍師で
太公望
(
たいこうぼう
)
という者であると彼は名乗った。そうして、更にこういうことを説明して聞かせた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
伯夷叔斉
(
はくいしゅくせい
)
も
太公
(
たいこう
)
も群衆に逆らった心の独立は
好
(
よ
)
みすべきであるが、もし二人の兄弟が
武王
(
ぶおう
)
に反対して、
密
(
ひそ
)
かに出版物を
播
(
ま
)
き散らしたり、あるいは
隠
(
いん
)
に徒党を組んだり
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
また、周の
武王
(
ぶおう
)
は
甲子
(
きのえね
)
をもって興り、
殷
(
いん
)
の
紂王
(
ちゅうおう
)
は甲子をもって亡ぶといえる話がある。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
不正の英雄は
抜山倒海
(
ばつざんとうかい
)
の勇あるももって尊敬することはできません、
武王
(
ぶおう
)
は
紂王
(
ちゅうおう
)
を討った、それは
紂王
(
ちゅうおう
)
が不正だからである、ナポレオンは欧州を
略
(
りゃく
)
した、それは国民の希望であったからである
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「うん、わしが昔読んだ書物に、天下を平定した
周
(
しゅう
)
の
武王
(
ぶおう
)
の船にも、白魚が躍りこんできたとかいう話があったのを覚えてるよ。とにかくめでたいことだから、こいつをみんなで喰おうじゃないか」
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
周
(
しゅう
)
の
武王
(
ぶおう
)
が
殷
(
いん
)
の
紂王
(
ちゅうおう
)
を
伐
(
う
)
たんと出征したとき、民みな
武王
(
ぶおう
)
の意を迎えたが、
伯夷叔斉
(
はくいしゅくせい
)
のみは独立行動に
出
(
い
)
でて、
武王
(
ぶおう
)
の馬を
叩
(
たた
)
いて
諫
(
いさ
)
めた。左右の者ども両人を
兵
(
へい
)
せんとした。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
あるいは公然と演説するにしても事実を
曲
(
ま
)
げて
武王
(
ぶおう
)
や
太公
(
たいこう
)
の政策やら人身を
攻撃
(
こうげき
)
したならば、彼らは決して義人でもなければ、善人でもなく、後世は彼らを
乱臣賊子
(
らんしんぞくし
)
と呼ぶであろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“武”で始まる語句
武士
武
武蔵
武蔵野
武家
武器
武夫
武生
武者振
武張