“ぶおう”の漢字の書き方と例文
語句割合
武王100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不正の英雄は抜山倒海ばつざんとうかいの勇あるももって尊敬することはできません、武王ぶおう紂王ちゅうおうを討った、それは紂王ちゅうおうが不正だからである、ナポレオンは欧州をりゃくした、それは国民の希望であったからである
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「うん、わしが昔読んだ書物に、天下を平定したしゅう武王ぶおうの船にも、白魚が躍りこんできたとかいう話があったのを覚えてるよ。とにかくめでたいことだから、こいつをみんなで喰おうじゃないか」
しゅう武王ぶおういん紂王ちゅうおうたんと出征したとき、民みな武王ぶおうの意を迎えたが、伯夷叔斉はくいしゅくせいのみは独立行動にでて、武王ぶおうの馬をたたいていさめた。左右の者ども両人をへいせんとした。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)