“此朝”の読み方と例文
読み方割合
このあさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助そうすけ此朝このあさみがくために、わざといたところけて楊枝やうじ使つかひながら、くちなかかゞみらしてたら、廣島ひろしまぎんめた二まい奧齒おくばと、いだやうらした不揃ぶそろ前齒まへばとが、にはかにさむひかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
おそらくは此朝このあさ無花果いちじくのしづくよ、すべて涙ならん。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)