“此姿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
このすがた50.0%
このなり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はて誰(た)れでも出(で)て來(こ)よ此姿(このすがた)に何(なに)として見覺(みおぼ)えがあるものかと自問自答(じもんじたふ)折(をり)しも樓婢(ろうひ)のかなきり聲(ごゑ)に、池(いけ)の端(はた)から來(き)た車夫(くるまや)さんはお前(まへ)さんですか。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
年増(としま)はまだよし、十五六の小癪(こしやく)なるが酸漿(ほうづき)ふくんで此姿(このなり)はと目(め)をふさぐ人(ひと)もあるべし、所(ところ)がら是非(ぜひ)もなや、昨日(きのふ)河岸店(かしみせ)に何紫(なにむらさき)の源氏名(げんじな)耳(みゝ)に殘(のこ)れど、けふは地廻(ぢまわ)りの吉(きち)と手馴(てな)れぬ燒鳥(やきとり)の夜店(よみせ)を出(だ)して
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)