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機
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とき
ふりがな文庫
“
機
(
とき
)” の例文
たとえば、そよそよと吹く風の、いつ来て、いつ
歇
(
や
)
んだかを覚えぬがごとく、夕日の色の、何の
機
(
とき
)
に我が
袖
(
そで
)
を、山陰へ外れたかを語らぬごとく。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
我もミノタウロのしかするを見き、彼
機
(
とき
)
をみてよばゝりていふ、走りて路を得よ、彼狂ふ
間
(
ま
)
にくだるぞ善き 二五—二七
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
「やーい、人類。ざまァみろ。さあ、この
機
(
とき
)
をはずさず、われわれ全生物は人類に向って
談判
(
だんぱん
)
をはじめるんだ」
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
蹴って「親分、この犬あきの字でさあ。ちっ、目的もなしに吠え立てやがったに違えねえ。真に受けて飛び出して来たわしらこそ好え面の皮だ。
機
(
とき
)
もあろうにこの荒ん中を——。」
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
もう
中日
(
なかび
)
はすんでいたが、演らないよりはまし、名誉挽回この
機
(
とき
)
にありと
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
▼ もっと見る
機
(
とき
)
こそ来たれ。と泰助が、幕を絞って
顕
(
あら
)
われたり。名にし負う三日月の姿をちらと見せるとおもえば、早くもお藤を小脇に
抱
(
いだ
)
き、身を
飜
(
ひるが
)
えして部屋を出でぬ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
隠現
(
いんげん
)
機
(
とき
)
に応ずる一種忍びの怪術を心得ていたのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“機”を含む語句
機会
機會
昇降機
機械
上機嫌
時機
起重機
機関
機智
動機
制動機
好機
機織
弾機
機構
機能
推進機
御機嫌伺
機関室
飛行機
...