文運ぶんうん)” の例文
近來きんらい世界せかい文運ぶんうん急激きふげき進展しんてんしたのと、國際的交渉こくさいてきかうせふいそがしくなつたのとで、わがくににおいても舊來きうらい言語げんごだけでははなくなつた。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
吾が国三条の人崑崙こんろん山人、北越奇談を出板せしが(六巻絵入かな本文化八年板)一辞半言いちじはんげんも雪の事をしるさず。今文運ぶんうんさかんにして新板わくがごとくなれども日本第一の大雪なる越後の雪をしるしたるしよなし。
縱令たとひ化物ばけものても、それ理性的りせいてき乾燥無味かんさうむみなものであつて、情的ぜうてき餘韻よいんふくんでない。したがつてすこしも面白味おもしろみい。ゆゑ文運ぶんうん發達はつたつしてると、自然しぜん化物ばけものくなつてる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
吾が国三条の人崑崙こんろん山人、北越奇談を出板せしが(六巻絵入かな本文化八年板)一辞半言いちじはんげんも雪の事をしるさず。今文運ぶんうんさかんにして新板わくがごとくなれども日本第一の大雪なる越後の雪をしるしたるしよなし。