教員室きょういんしつ)” の例文
かねると、生徒せいとらは、さきあらそって廊下ろうかからそとへとかけしました。そのとき、りょう一は、先生せんせい教員室きょういんしつへいかれるあとったのです。
僕が大きくなるまで (新字新仮名) / 小川未明(著)
二人ふたりは、そろって教員室きょういんしつまえへいって、時計とけいると、どちらもちがっていました。それでいずれがただしいのか、わかりませんでした。
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
て……。」といって、教員室きょういんしつけていかれたが、やがて、あたらしい、孝二こうじあたえたとおな鉛筆えんぴつにぎってきて、小泉こいずみわたされました。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
先生せんせい小使こづかしつ用事ようじがあるので、教員室きょういんしつて、ちょうどとおりかかったのでした。
眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
教員室きょういんしつには、老先生ろうせんせいが、ただ一人ひとりのこって、つくえうえをかたづけていられました。
空晴れて (新字新仮名) / 小川未明(著)