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振挙
ふりがな文庫
“振挙”の読み方と例文
読み方
割合
ふりあ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりあ
(逆引き)
「
暫
(
しばら
)
く、どうぞ」宮は取乱したる泣顔を
振挙
(
ふりあ
)
げて、重き
瞼
(
まぶた
)
の露を払へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「わツ、」と
叫
(
さけ
)
んで、
其
(
そ
)
の
咽喉
(
のど
)
を
掴
(
つか
)
んだまゝ、
投
(
な
)
げ
附
(
つ
)
けやうとして
振挙
(
ふりあ
)
げた
手
(
て
)
の、
筋
(
すぢ
)
が
釣
(
つ
)
つて
棒
(
ぼう
)
の
如
(
ごと
)
くに
衝
(
つ
)
と
挙
(
あ
)
げると、
女
(
をんな
)
の
像
(
ざう
)
は
鶴
(
つる
)
のやうに、ちら/\と
髪
(
かみ
)
黒
(
くろ
)
く、
青年
(
わかもの
)
の
肩越
(
かたごし
)
に
翼
(
つばさ
)
を
乱
(
みだ
)
して
飜
(
ひるがへ
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
振挙(ふりあ)の例文をもっと
(2作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
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振
振舞
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