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指
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および
ふりがな文庫
“
指
(
および
)” の例文
かの日の
夕
(
ゆうべ
)
、山の端に見た
俤
(
おもかげ
)
びと——。乳のあたりと、膝元とにある手——その
指
(
および
)
、白玉の指。姫は、起き直った。天井の光りの輪が、元のままに、ただ
仄
(
ほの
)
かに、事もなく揺れて居た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
何聴かむこの日のうちぞ
指
(
および
)
触
(
ふ
)
りあてゆく針の
鋭
(
と
)
くも短かき
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
十
(
じふ
)
の
指
(
および
)
は椅子の下、ぱたりぱたりと
弾
(
たた
)
きますれば
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
賢
(
さか
)
しき
指
(
および
)
もて、われ縒りぬ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
春蘭のかをる
葉叢
(
はむら
)
に
指
(
および
)
入れ
象
(
かたち
)
ある花にひた触れむとす
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
乳のあたりと膝元とにある手——その
指
(
および
)
、白玉の
指
(
および
)
。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
十
(
じふ
)
の
指
(
および
)
は腰骨の上、ピクリピクリと痙攣いたし
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
指
(
および
)
触り冬は頼めし明笛の
竹紙
(
ちくし
)
のつよき張りぞひびらぐ
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
調べ佳き合唱を、
指
(
および
)
もて指揮するを喜んだ
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
“指”の意味
《名詞》
(ゆび)手、または足の先に付いている、枝分かれした部分。
(出典:Wiktionary)
“指”の解説
指(ゆび)は、一般的に人間の身体の一部で、手や足の末端部にある突出部で、中に関節のある骨格を含む。人が日常的に使う部位だけに様々な意味合いを持つ言葉に発展し、慣用句でも多用されている。相同な構造は四肢動物全般に見られ、四肢の形成の初期から存在する物である。
(出典:Wikipedia)
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“指”を含む語句
指示
指環
食指
指弾
拇指
指輪
小指
目指
指折
指導者
指揮
指貫
屈指
示指
人指
無名指
指揮者
指定
指ヶ谷町
指差
...