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我妹子
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わぎもこ
ふりがな文庫
“
我妹子
(
わぎもこ
)” の例文
恋
(
こ
)
ひ
死
(
し
)
なば
恋
(
こ
)
ひも
死
(
し
)
ねとや
我妹子
(
わぎもこ
)
が
吾家
(
わぎへ
)
の
門
(
かど
)
を
過
(
す
)
ぎて
行
(
ゆ
)
くらむ 〔巻十一・二四〇一〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「
我妹子
(
わぎもこ
)
が来ては寄り添ふ
真木柱
(
まきばしら
)
そも
睦
(
むつ
)
まじやゆかりと思へば」という歌のように、あの人を愛した男であるとお思いになるとこの人にさえ愛のお持たれになる
兵部卿
(
ひょうぶきょう
)
の宮であった。
源氏物語:54 蜻蛉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
パリス (廟の前へ進みて)なつかしい
花
(
はな
)
の
我妹子
(
わぎもこ
)
、
花
(
はな
)
を
此
(
この
)
新床
(
にひどこ
)
の
上
(
うへ
)
に
撒
(
ま
)
いて……あゝ、
天蓋
(
てんがい
)
は
石
(
いし
)
や
土塊
(
つちくれ
)
……
其
(
その
)
撒
(
ま
)
いた
草花
(
くさはな
)
に
夜毎
(
よごと
)
に
香
(
かほ
)
る
水
(
みづ
)
を
注
(
そゝ
)
がう。
若
(
も
)
しそれが
盡
(
つ
)
きたなら、
歎
(
なげ
)
きに
搾
(
しぼ
)
る
予
(
わし
)
が
涙
(
なみだ
)
を。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
五番町石橋の上で
我
(
わが
)
○○をたぐさにとりし
我妹子
(
わぎもこ
)
あはれ
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
泊瀬河
(
はつせがは
)
夕
(
ゆふ
)
渡
(
わた
)
り
来
(
き
)
て
我妹子
(
わぎもこ
)
が
家
(
いへ
)
の
門
(
かなど
)
に近づきにけり 〔巻九・一七七五〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
皮ごろも上に着たれば
我妹子
(
わぎもこ
)
は聞くこ
源氏物語:06 末摘花
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
妹
常用漢字
小2
部首:⼥
8画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“我妹”で始まる語句
我妹