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真木柱
ふりがな文庫
“真木柱”の読み方と例文
旧字:
眞木柱
読み方
割合
まきばしら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきばしら
(逆引き)
初めからの妻は
亡
(
な
)
くなって、現在の夫人は最近までいた太政大臣の長女で、
真木柱
(
まきばしら
)
を離れて行くのに悲しんだ姫君を、
式部卿
(
しきぶきょう
)
の宮家で
源氏物語:45 紅梅
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「
我妹子
(
わぎもこ
)
が来ては寄り添ふ
真木柱
(
まきばしら
)
そも
睦
(
むつ
)
まじやゆかりと思へば」という歌のように、あの人を愛した男であるとお思いになるとこの人にさえ愛のお持たれになる
兵部卿
(
ひょうぶきょう
)
の宮であった。
源氏物語:54 蜻蛉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
正月の元日に
尚侍
(
ないしのかみ
)
の弟の大納言、子供の時に父といっしょに来て、二条の院で
高砂
(
たかさご
)
を歌った人であるその人、
藤
(
とう
)
中納言、これは
真木柱
(
まきばしら
)
の君と同じ母から生まれた関白の長子、などが賀を述べに来た。
源氏物語:46 竹河
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
真木柱(まきばしら)の例文をもっと
(4作品)
見る
“真木柱”の解説
真木柱(まきばしら)は、
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第31帖。玉鬘十帖の第10帖。玉鬘の結婚とそれにまつわる騒動を書く。巻名は髭黒の娘が詠んだ和歌「今はとて宿かれぬとも馴れ来つる真木の柱はわれを忘るな」に因む。
『源氏物語』に登場する架空の人物の通称。髭黒の長女で、母は式部卿宮の長女。上記の巻の名に因む和歌を詠んだことから、この名で呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
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