“真木和泉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まきいずみ85.7%
まきいづみ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠く山県大弐やまがただいに竹内式部たけのうちしきぶらの勤王論を先駆にして、真木和泉まきいずみ以来の実行に移った討幕の一大運動はもはやここまで発展して来た。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そのほかに、久留米の神主で、あの慷慨家こうがいか真木和泉まきいずみが加わる、それから中山卿のお附であった池、枚岡ひらおか、大沢の三人——中山卿は長州でくなられたそうじゃ。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
三條実美さねとみの信頼篤く、その使命を奉じて四方に使ひし、真木和泉まきいづみと共に年齢手腕共に長者であり、志士の間に最も重きをなした人物であつた。生き残つてゐたら、子孫は侯爵になつたかも知れん。