“御寒”の読み方と例文
読み方割合
おさむ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
順に廻り今日はよき天氣てんきとか又はわるい風とか御寒おさむいとか御暑おあついとか云てまだくづはたまりませんかと一けんづつ聞て歩行あるくが宜しからん其の中には心安くなり人にもかほ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御寒おさむ御座ございませう」とつて、圍爐裏ゐろりなかふかけてあつたすみはひしたからした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
見てやれ/\若樣わかさまか此のお寒いのによくまづ御出遊ばしたお松樣もお花樣もさぞかし御寒おさむいことで御座んせう先々早ふ此方へと案内あんないしけるに兩人は藤三郎をともなおく這入はひれば惣右衞門は待構まちかまへし事ゆゑ我を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)