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御別
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おわか
ふりがな文庫
“
御別
(
おわか
)” の例文
先生の臨終の席に
御別
(
おわか
)
れして、激しい心の動揺に
圧
(
お
)
されながらも、私はやむをえぬ事情のために、その晩の夜行で帰家の途に就いた。
指導者としての寺田先生
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
久
(
ひさ
)
し
振
(
ぶり
)
でお
目
(
め
)
にかゝつて
何
(
なに
)
か
申
(
まをし
)
たい
事
(
こと
)
は
澤山
(
たんと
)
あるやうなれど
口
(
くち
)
へ
出
(
で
)
ませぬは
察
(
さつ
)
して
下
(
くだ
)
され、では
私
(
わたし
)
は
御別
(
おわか
)
れに
致
(
いた
)
します、
隨分
(
ずいぶん
)
からだを
厭
(
いと
)
ふて
煩
(
わづ
)
らはぬ
樣
(
やう
)
に
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
朝
(
あさ
)
の
戸
(
と
)
を
明
(
あ
)
けるとやがて
御足
(
おあし
)
おとが
聞
(
きこ
)
えはせぬかと
存
(
ぞん
)
じまする
物
(
もの
)
を、お
國
(
くに
)
へお
歸
(
かへ
)
りになつては
容易
(
ようい
)
に
御出京
(
ごしゆつけう
)
もあそばすまじければ、
又
(
また
)
どれほどの
御別
(
おわか
)
れに
成
(
な
)
りまするやら
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“御別”で始まる語句
御別懇
御別条
御別荘
御別莊
御別行
御別離