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御仕置
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おしおき
ふりがな文庫
“
御仕置
(
おしおき
)” の例文
一めいわく
仕
(
つかまつ
)
るはにがにがしき
御仕置
(
おしおき
)
にて、さんざんしほうけごんご道断なり。六月の日てりには七貧乏をかかげはちを
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
偶然大金を拾ひ候ばかりに
人殺
(
ひとごろし
)
の大罪を犯す身となり
果
(
はて
)
候上は、最早や如何ほど後悔致候ても及びもつかぬ
仕儀
(
しぎ
)
にて、今は自首致して
御仕置
(
おしおき
)
を受け申すべきか。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
兄きは叩き放し村方お
構
(
かま
)
いの
御仕置
(
おしおき
)
でえすけんど、叩きは二百が三百だろうと兄きも覚悟しております。
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
持て父富右衞門儀を
御助
(
おたす
)
け下されて私しめを名代に
御仕置
(
おしおき
)
願ひ上奉つると
只管
(
ひたすら
)
申立て止ざれば大岡殿
成程
(
なるほど
)
一通りは
道理
(
もつとも
)
の願ひ聞屆けても
遣
(
つか
)
はさんが
併
(
しか
)
しながら爰を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『申し開きござりませぬ。
上
(
かみ
)
に対し奉り、重々の不届き、唯々恐れ入ってござりまする。この上は、
御仕置
(
おしおき
)
仰
(
おお
)
せつけ
賜
(
たま
)
わるより
他
(
ほか
)
に、お詫のことばもござりませぬ』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
御用聞が盜賊に十手を取られては、御上の
御仕置
(
おしおき
)
を待つより外に方法はなかつたのです。
銭形平次捕物控:183 盗まれた十手
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
せんと妻を奉公に
出
(
いだ
)
し夫より
不※
(
ふと
)
出來心にて
質屋
(
しちや
)
へ
夜盜
(
よたう
)
に入りし事
顯
(
あらは
)
れ既に
御仕置
(
おしおき
)
にも極まる由夫故
御慈悲願
(
おじひねが
)
ひをせんと存ずる處に又吉原より女郎初瀬留吉之助殿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
申すやと有しかば
雲源
(
うんげん
)
全
(
まつた
)
く
僞
(
いつは
)
りは申上ず私し
盜賊
(
たうぞく
)
に
紛
(
まぎ
)
れ之なく候
御仕置
(
おしおき
)
仰付
(
おほせつけ
)
らるべしと云に
大岡殿
(
おほをかどの
)
否
(
いや
)
彼の吉三郎は其方と兄弟に
非
(
あら
)
ずや
人相
(
にんさう
)
恰好
(
かつかう
)
音聲
(
おんせい
)
までもよく似たり
汝
(
なんぢ
)
弟
(
おとゝ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
“御仕置”で始まる語句
御仕置場
御仕置例書