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従来
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じゅうらい
ふりがな文庫
“
従来
(
じゅうらい
)” の例文
旧字:
從來
精確
(
せいかく
)
に
比較考査
(
ひかくこうさ
)
する十分な知識はない、ただ
従来
(
じゅうらい
)
のたこの
飛揚力
(
ひようりょく
)
を試験して、さらにこれを
拡張
(
かくちょう
)
するほかにしかたがない、すなわち
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
一は田中正造翁に
面識
(
めんしき
)
なく
谷中村
(
やなかむら
)
を見ないからでもあろうが、余は
従来
(
じゅうらい
)
谷中村民のあまり執念深いのを寧ろ
気障
(
きざ
)
に思うて居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
但
(
ただ
)
し
従来
(
じゅうらい
)
の経験によると四十八時間後には、気球は自然に降下してくるものであること。第三に、覆面探偵を見かけたらすぐ課長に報告すること。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
然
(
しか
)
れども先生は
従来
(
じゅうらい
)
他人の書に
序
(
じょ
)
を
賜
(
たま
)
いたること更になし、今
強
(
しい
)
てこれを先生に
煩
(
わずらわ
)
さんこと
然
(
しか
)
るべからずと
拒
(
こば
)
んで許さざりしに、
児
(
じ
)
竊
(
ひそ
)
かにこれを
携
(
たずさ
)
え先生の
許
(
もと
)
に至り
懇願
(
こんがん
)
せしかば
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
従来
(
じゅうらい
)
は
築城試合
(
ちくじょうじあい
)
がさきであったが、
弓
(
ゆみ
)
は
兵家
(
へいか
)
の
表道具
(
おもてどうぐ
)
、これがほんとだという
意見
(
いけん
)
がある、あまり
信玄
(
しんげん
)
の
遺風
(
いふう
)
をまねているのは、
徳川家
(
とくがわけ
)
としても
権威
(
けんい
)
にかかわるという
議論
(
ぎろん
)
があって
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
さても日本対
米英
(
べいえい
)
開戦以来、わが
金博士
(
きんはかせ
)
は
従来
(
じゅうらい
)
にもまして、
浮世
(
うきよ
)
をうるさがっている様子であった。
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
博士
(
せんせい
)
。
余
(
よ
)
——いや私の欲しいものは、そんな
従来
(
じゅうらい
)
から知れている毒瓦斯ではありません。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
兵士Cは、僅かな脚部の傷と血液の欠乏だけで、人体の他の部分には異常がないのだ。
従来
(
じゅうらい
)
は、AもBもCも等しく戦死者として死体は勿体なくも
焼却
(
しょうきゃく
)
された。なんという不経済なことであろうか。
諜報中継局
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
これは一種の探偵術ですが、
従来
(
じゅうらい
)
の例に
徴
(
ちょう
)
しても、所持品からの推理によって昔、あなたが住んでいられた世界や職業や、それから家族のことなどを、立派に探しだすことに成功した例があるのです
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“従来”の意味
《名詞・形容動詞》
従 来(じゅうらい)
以前から今まで。
(出典:Wiktionary)
従
常用漢字
小6
部首:⼻
10画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“従来”で始まる語句
従来通