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引止
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ひきとめ
ふりがな文庫
“
引止
(
ひきとめ
)” の例文
四郎右衞門
先々
(
まづ/\
)
と
引止
(
ひきとめ
)
下女に云付
酒
(
さけ
)
肴
(
さかな
)
を出し
懇切
(
ねんごろ
)
に
饗應
(
もてなし
)
て三郎兵衞を歸しけり其後三月十日に三郎兵衞二十兩加賀屋へ
持參
(
ぢさん
)
し
先達
(
せんだつ
)
ての禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ベルモントなきのちの闘牛を
如何
(
いかが
)
せんという
引止
(
ひきとめ
)
運動に過ぎないんだから、老闘牛士も内心
莞爾
(
かんじ
)
としたことだろう。
踊る地平線:07 血と砂の接吻
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
お浪は
引止
(
ひきとめ
)
否々
(
いや/\
)
那
(
あの
)
重四郎樣は兄樣のお
師匠
(
ししやう
)
なれば此事父上の耳に入る時は
元來
(
もとより
)
物固
(
ものがた
)
き父上ゆゑ
若
(
もし
)
や
手荒
(
てあら
)
きことのありもせば兄樣に對し云ひ
譯
(
わけ
)
なし又重四郎樣へも
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なり外に思案を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
悔
(
かこ
)
ち
悲
(
かな
)
しむ
體
(
さま
)
如何
(
いか
)
にも
不便
(
ふびん
)
と思ふより
忽
(
たちまち
)
に
狂
(
くる
)
ふ心の
駒
(
こま
)
良
(
やゝ
)
引止
(
ひきとめ
)
ん樣もなく
然樣
(
さう
)
なら
今宵
(
こよひ
)
一
走
(
はし
)
りと彼の久八の
異見
(
いけん
)
も
忘
(
わす
)
れ何れ返事は
逢
(
あう
)
ての上と言ば吉六
〆
(
しめ
)
たりと
雀躍
(
こをどり
)
なして立歸りぬ
夫
(
それ
)
より千太郎は
店
(
たな
)
の
都合
(
つがふ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“引止”で始まる語句
引止置