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引合
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ひきあひ
ふりがな文庫
“
引合
(
ひきあひ
)” の例文
喚出
(
よびいだ
)
し三四度御
自分樣
(
じぶんさま
)
と
引合
(
ひきあひ
)
たる家も有り殊に御自分の云はるゝには小夜衣は我が
姪
(
めひ
)
なれば
行末
(
ゆくすゑ
)
共に
懇
(
ねんご
)
ろに私に
頼
(
たの
)
むと小夜衣が文を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御米
(
およね
)
もつまりは
夫
(
をつと
)
が
歸宅後
(
きたくご
)
の
會話
(
くわいわ
)
の
材料
(
ざいれう
)
として、
伊藤公
(
いとうこう
)
を
引合
(
ひきあひ
)
に
出
(
だ
)
す
位
(
ぐらゐ
)
の
所
(
ところ
)
だから、
宗助
(
そうすけ
)
が
進
(
すゝ
)
まない
方向
(
はうかう
)
へは、たつて
話
(
はなし
)
を
引張
(
ひつぱり
)
たくはなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
私のことが
引合
(
ひきあひ
)
に出されて、それでロチスター氏が私の方を見はしまいかと、私は
怖
(
おそ
)
れた——それとも望んだと云ふべきであらうか? 我知らず、私は、なほも奧の方へと身を
縮
(
ちゞ
)
めた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
認
(
したゝ
)
め掛るに後藤半四郎も是を聞き長兵衞殿
拙者
(
せつしや
)
の名前も書入られよ
然
(
さ
)
すれば
引合
(
ひきあひ
)
ゆゑ御呼出しになるに違ひなし其節奉行所にて久兵衞が
舊惡
(
きうあく
)
を申立
吟味詰
(
ぎんみつめ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もしトライチケの名がニーチエやヘーゲルと同じ意味に於て此戦争の
引合
(
ひきあひ
)
に出るならば、自分は少なくとも
是丈
(
これだけ
)
の
事
(
こと
)
を
頭
(
あたま
)
のうちに入れて置く方が便利だと考へる。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
して出るに直に
探索方
(
たんさくがた
)
の御手に
會
(
あふ
)
は必定なり
萬一
(
もし
)
縛
(
しば
)
られもする時は己も
直
(
すぐ
)
に
引合
(
ひきあひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もし思ひ切つて、三千代を
引合
(
ひきあひ
)
に
出
(
だ
)
して、自分の考へ通りを、遠慮なく正面から
述
(
の
)
べ立てたら、もつと強い事が云へた。もつと平岡を
動揺
(
ゆすぶ
)
る事が出来た。もつと
彼
(
かれ
)
の肺腑に入る事が出来た。に
違
(
ちがひ
)
ない。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“引合”で始まる語句
引合い
引合口