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崩壞
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ほうくわい
ふりがな文庫
“
崩壞
(
ほうくわい
)” の例文
新字:
崩壊
彌三郎は、妙に自分の不安定な地位を考へさせられる頃から、肉體の上にも、恐ろしい變化と
崩壞
(
ほうくわい
)
が始まつて居たのです。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
舐
(
ねぶ
)
つた
火
(
ひ
)
は
更
(
さら
)
に
此
(
こ
)
れを
噛
(
か
)
んでずた/\に
崩壞
(
ほうくわい
)
した
藁束
(
わらたば
)
は
其
(
そ
)
の
火
(
ひ
)
を
保
(
たも
)
つた
儘
(
まゝ
)
既
(
すで
)
に
其
(
そ
)
の
勢
(
いきほ
)
ひを
沈
(
しづ
)
めた
落葉
(
おちば
)
の
上
(
うへ
)
にばら/\と
亂
(
みだ
)
れ
落
(
おち
)
て
其處
(
そこ
)
に
復
(
ま
)
た
火勢
(
くわせい
)
が
恢復
(
くわいふく
)
された。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
東面山麓
(
とうめんさんろく
)
の
山土
(
さんど
)
の
崩壞
(
ほうくわい
)
して
堆積
(
たゐせき
)
したる一
部
(
ぶ
)
に、
祝部高坏土器
(
いはひべたかつきどき
)
を
發見
(
はつけん
)
したので、
如何
(
どう
)
も
此所
(
ここ
)
が
怪
(
あや
)
しいと、
人類學者
(
じんるゐがくしや
)
ならぬ
土方
(
どかた
)
の
船町倉次郎
(
ふなまちくらじらう
)
といふのが、一
生懸命
(
しやうけんめい
)
に
掘
(
ほ
)
り
進
(
すゝ
)
んで
居
(
ゐ
)
る
他
(
ほか
)
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
崩
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
壞
部首:⼟
19画
“崩壞”で始まる語句
崩壞物