小躍こをどり)” の例文
のべ長助お光の兩人は是で此方こなた拔目ぬけめはないと小躍こをどりをして立戻り長助はたゞちに訴訟書をぞしたゝめけるすべて公事は訴状面によつ善惡ぜんあく邪正じやしやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ときくと、八の字だといふ返事、わたしは、小躍こをどりしてよろこびました。お父さんは、毎日、町のお役所へかよつてゐました。
八の字山 (新字旧仮名) / 土田耕平(著)
『おゝ、左樣さうでせうとも/\。』とわたくしあまりの可愛かあいさに少年せうねん頭上づじやうたかげて、大日本帝國だいにつぽんていこく萬歳ばんざいさけぶと、少年せうねんわたくしつむりうへ萬歳々々ばんざい/″\小躍こをどりをする。
よろこび勇み、小躍こをどりに越ゆるがまゝにたりつゝ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
よろこび勇み、小躍こをどりに越ゆるがまゝにたりつゝ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)